Gd-IgA1:ガラクトース欠損型異常糖鎖免疫グロブリンA1
Gd-IgA1はIgA腎症研究で注目されているバイオマーカー(診断検査)です。
IgA腎症の原因が、Gd-IgA1とこれに対する自己抗体であることが明らかになりました。そして、IgA腎症の患者さんの血中にはGd-IgA1が多く存在し(下図参照)、さらに、このGd-IgA1に対する自己抗体も多く存在していることが複数の研究者から報告されています。IgA腎症の原因が明らかになったことでこれをターゲットとした創薬が進み、現在10剤を超える新規治療薬が治験中です。この治験では、Gd-IgA1は治療評価マーカー等の用途で使用されています。
IgA腎症が疑われた症例やIgA腎症の治療を含む臨床経過において、Gd-IgA1を測定することは重要な意味を持つ可能性があります。しかし、2026年現在の日本の動向としては、保険収載への動きは見られません。2024年7月より、弊社では全国の医療機関や検査センターに先駆けて、Gd-IgA1受託測定サービスを開始しました。
(図)

その他
●検査を受けたい方へ
検査希望の方は、提携医療機関リストをご参照ください。
●医療機関の方へ
Gd-IgA1検査の取り扱いのご希望は、お問い合わせフォームからご連絡ください。
●注意事項
・本検査は研究検査(Research use only: RUO)のため、これでIgA腎症の診断はできません(IgA腎症は腎生検でのみ診断される腎臓病です)。
・腎生検は、担当医が個別に必要性を判断し、十分な説明を受けた患者が同意の上で実施されるものです。Gd-IgA1の高値や陽性判定は腎生検を推奨するものではありません。
<お問い合わせ>
・本検査に関するお問い合わせ(検査希望・検査お取り扱い希望など)は下記「お問い合わせはこちら」からメッセージを送信してください。弊社より連絡をさせていただきます。なお、電話でのお問い合わせは受けておりません。
<関連リンク>
Gd-IgA1、血尿、IgA腎症についてまとめたコラムです。
・Gd-IgA1について
